[職場だより] 2017年06月04日 従業員も知らない天然ガス事業
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従業員も知らない天然ガス事業
2013年9月、会社は突然「天然ガス事業」に進出したと発表しました。下記プレスリリースを参照ください。
職場の労働者は「エッ」と声を上げました。「電機メーカーの東芝が、なんで天然ガスなの。」「それって、商社の仕事じゃないの。」
天然ガス事業については、その後もプレスリリース以上のことは、何の発表も、従業員への説明もありませんでした。
職場は毎日電機製品の生産に追われていて、天然ガス事業のことは忘れられていました。
今年になってマスコミが「東芝の天然ガス事業はリスクが大きい」と発表したので、再び職場に不安が広がりました。
府中事業所の従業員も、小向事業所の従業員も口々に「何も知らない。分からない。」と言っています。
良い電機製品を作り、お客様の信頼を得て、事業を発展させて行く電機メーカーの基本路線を外れ、
商社が扱う天然ガスの売買に手をだした東芝の経営陣。
いまは「天然ガス事業」が損失なく収まることを願うしかありません。
●プレスリリース
米国企業との天然ガス液化加工契約の締結について
2013年09月09日
当社は、米国FLNGリクイファクション3社(以下FLIQ3社)と天然ガス液化に関する加工契約を締結しました。
今回の契約は、価格競争力のある米国産天然ガスの液化能力を2019年から20年間にわたり年間220万トン確保するものです。
なお、天然ガスの調達および液化後の天然ガス(LNG)の輸送等に関しては本契約に含まれておりません。
本契約はFLIQ3社の親会社であるフリーポートLNGエクスパンジョン社が米国エネルギー省に申請している
自由貿易協定未締結国向けLNG輸出許可が下りることで発効されます。
東日本大震災以来、日本において燃料調達コストの高騰が課題となっています。
当社は、日本の需要家が価格競争力のある米国産LNGを調達できるよう日本政府の支援を仰ぎ、本契約を締結しました。
今後、米国産LNGの調達を希望する電力事業者等の需要家に対し液化役務を提供することで、
当社の発電システム事業の拡大につなげるとともに、エネルギー最適活用に貢献していきます。
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