[職場だより] 2017年04月16日 東芝半導体マンの決意
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<東芝半導体マンの決意>
東芝半導体事業部は、2つに分かれました。
・1つは売りに出されている東芝メモリ株式会社(NAND型フラッシュメモリを製造する四日市工場)です。
・もう一つは東芝に残された半導体事業部門です。 ここではディスクリート(個別)半導体、顧客の用途に合わせて設計・製造される半導体などを造っています。
●東芝に残った半導体事業部門で働く幹部社員から話を聞きました。
「半導体事業部門で働いている従業員はたくさんいます。
日本各地に工場があります。 需要がある半導体は造ります。 赤字にならなければ(利益が小さくても)造って行きます。」
幹部社員は、従業員を守ること、(半導体)メーカーとして、物作りをして、生きて行くことを真剣に語りました。
目先の利益ばかり追って、危険な原子力事業に莫大な投資をして、東芝を危機的状況に導いた以前の経営(陣)は何だったのか、考えさせられました。
●東芝の半導体工場(事業所)
・東芝マイクロエレクトロニクス株式会社
神奈川県川崎市、従業員560人
・株式会社ジャパンセミコンダクター
岩手県北上市、従業員2,200名
・加賀東芝エレクトロニクス株式会社
石川県能美市、従業員1000人
・豊前東芝エレクトロニクス株式会社
福岡県豊前市、従業員800人
これらの工場で、ディスクリート(個別)半導体では、機器の電力消費を制御するパワーデバイスなどを製造し、
システムLSI半導体では、IoT、車載、通信、電源向けLSIなどを製造し、世界中の電子機器の進化に貢献して行きます。
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