社員に聞きました
●社会インフラ事業部門の設計部で働く部長職の社員
@ウェスチングハウス社の7000億円の損失問題について「まだ会社からは何の説明もありません。」
A「部内の社員の仕事を確保するため、仕事探し(受注活動)がたいへんだ。」
*仕事は営業部門などから下りてくるものと思っていたら、いまは設計部の部長が自ら仕事を確保するために、
奔走していることを知りました。
原因は、電機産業界全体の仕事量が減っていること。韓国、台湾、中国などへ仕事がシフトしていること。
などでした。
●(原子力)発電機事業部門の現場で働く社員
「会社からは何の説明もありません。これから職場がどうなって行くのかわからないです。」
*先行き不安から、将来をあきらめているニュアンスの回答でした。
●川崎地区の事業所で働き、数年前に退職された社員
西田社長(当時)らが、ウェスチングハウス社を買収したり、原子力発電機の製造を東芝の主力事業にするという
方針に対して、また粉飾決算に対して、他の役員らが、ブレーキをかけられなかった原因について、話をされました。
*話のポイント
「役員(50才代〜60才代)が東芝入社した時期1970年代から、最近まで、労務管理や社員教育は、公安警察官を雇い入れ、
民主主義や自主的労働組合活動を潰す内容で行い、社員監視の秘密組織まで作っていました。
その結果、自分の考えを言えない、会社の言いなりになる社員、役員にさせられた。」
「そういう環境で育った役員は、西田社長(当時)らに反対の意見が言えなかった。」
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