[職場だより]  2017年03月06日   職場の声

東芝の経営危機を心配する、社員やOBの皆さんから、お話しを聞きました。

職場の声
●今回の問題は、不正会計問題のときには分かっていたにも関わらず、発表しなかった経営者に納得できませんね。
●原発を人間がコントロールできないことは、技術的(使用済み核燃料を処理する技術を人類はまだ持っていないこと)にも、繰り返されてきた内外の事故からも、明々白々です。その原発を経営の中心の一つに据えてきた、経営陣の責任は極めて重い。
●自分の気持ちとしては、不正会計問題があり、家族や両親などに心配かけたのに、今回の問題発覚で、さらに心配させることになり、すごくショックを受けました。
●元(神奈川県川崎市)溝の口にあった医療機器工場(東芝メディカルシステムズ株式会社)が栃木県の那須に移って“儲け頭”といわれるようになったというのに。それを売り払って損失の穴埋めにしたというのは、そこで頑張ってきた従業員を“足蹴”にしたことです。東芝経営者は従業員をだいじにしない体質なのか!
●従業員をだいじにしない会社はだめだ。
●残った人たち(社員)は、辞めた人の分まで仕事を受け持ち、ボーナス半額支給の中がんばっているのに、モチベーションが下がる一方です。ボーナスについても、今年も半額になると、家のローンや子供の進学費用については、貯金を崩すしかないと言っている人もいます。
●18才から60才定年まで必死に東芝で働いてきた者として、昨今の粉飾決算問題や経営不振には、悲しみを通り越して怒りを覚えます。問題を起こした歴代の経営者は責任をとって「損害賠償」すべきです。
●地域の人たちや、元東芝で働いてきた人たちから、異口同音に「東芝は原子力なんかに手を出さずに、私たち皆が日常的に必要としている製品や、技術の開発に地道に取り組めばいいのに。」と言われています。まったくその通りだと思います。
●国民が必要とし、幸せになる製品を事業の柱にしないと成長しないよ。
●「今後もさらなる問題が出てくるのではないか」と言っているいる人もいます。

東芝の職場を明るくする会
連絡先  メール akaruku-tsb@kki.ne.jp